医療過誤・医療事故等が未然に防がれること、願っています。知っておくべき最低限の法律の知識。
医療裁判例をみるにつけ、医療過誤・医療事故等が未然に防がれること、万が一起きた場合の適切な対応がなされることで、医療と患者の間に起こる不幸な争いが減ることを心から願っています。 医師と患者の信頼関係構築に向け、最低限、医師と患者双方が知っておくべき法的な事柄を以下に記載します。第1、医療関連の重要判例 以下は、医療事故関連の重要判例です。...
View Article日本国憲法の一日一条ずつの解説、8月8日は、第8条。
一日一条づつ日本国憲法の条文を解説します。併せて、自民党改憲案の問題点を見ていきます。 8月8日の今日は、8条。 日本国憲法第一章天皇は、この8条で終わり、9条からは第2章に入ります。 *************************** 日本国憲法(財産授受の制限)第八条 皇室に財産を譲り渡し、又は皇室が、財産を譲り受け、若しくは賜与することは、国会の議決に基かなければならない。...
View Article8月10日(日)=東京湾大華火祭当日、中央区月島3丁目こども元気クリニック?5547-1191急病対応致します。
8月10日(日)=中央区主催第26回東京湾大華火祭当日の午前中、中央区月島3丁目 こども元気クリニック03-5547-1191急病対応致します。 なお、当院は、特にお盆休み/夏休みなく、開院致しております。 ?高熱の風邪、?お腹の風邪、?咳の風邪の3つのお風邪がそれぞれ、今、流行っています。 とはいえ、少し、落ち着いてきている感を受けはします。 体調崩されておられませんか?...
View Article日本国憲法の一日一条ずつの解説、8月9日は、第二章戦争の放棄 第9条。
8月9日は、9条。(その前提に、憲法前文も必要なので、ブログhttp://blog.goo.ne.jp/kodomogenki/e/971da48ecc09ee6fb477d8c30d41a436で記載をしました。) まずは、日本国憲法9条を、憲法学的に解釈します。****日本国憲法 9条*****第二章 戦争の放棄第九条...
View Article日本国憲法の一日一条ずつの解説、8月10日は、「第三章国民の権利及び義務」に入って、第10条。
8月10日は、10条の解説をします。 10条から、第三章の人権規定「国民の権利及び義務」に入ります。 日本国憲法の解説に合わせ、自民党の改憲草案の問題点も見ています。 いろいろな人権が、自民党改憲案により、侵害されているため、注意が必要な章です。 おかしな9条以上に、おかしな条文が続いているため、この第三章も、大いに議論すべきです。 10条は、幸いにして同じ内容です。...
View Article外国人の人権;参政権(国と地方)、公務就任、生活保護、出入国、政治活動・マクリーン事件
憲法10条で、日本国民の要件は定められていました。 外国人の人権は、どう考えれば良いのか。 考え方を整理しておきます。 芦部『憲法』 「第五章 基本的人権の原理 四 人権の享有主体」に関連しています。(かつてブログ記載 http://blog.goo.ne.jp/kodomogenki/e/c6c8ab026320954741ae74e86071f473 )****人権の享有主体 3...
View Article日本国憲法の一日一条ずつの解説、8月11日は、第11条。
一日一条ずつ、日本国憲法の解説を致しております。 あわせて、自民党改憲案の問題点を考えています。 昨日から、第三章の人権規定「国民の権利及び義務」に入りました。 8月11日は、第11条。************日本国憲法(基本的人権の享有)第十一条...
View Article日本国憲法の一日一条ずつの解説、8月12日は、第12条。「公共の福祉」とは?
8月12日、日本国憲法の解説は、12条。 あわせて、自民党改憲案の問題点を述べます。 自民党案の最大の問題点が、ここにあります! 「公共の福祉」が「公益及び公の秩序」に、悪意をもって置き換えられています。 この置き換えだけは、絶対にゆるしてはなりません。 憲法12条、13条、22条、29条及び21条が狙われています。...
View Articleネイチャー記事(03September2013)が、日本政府の福島第一原発事故処理対応を批判
ネイチャー記事(03 September 2013)が、日本政府の福島第一原発事故処理の対応を批判しています。 ⇒ http://www.nature.com/news/nuclear-error-1.13667 同記事を取り上げた論説 ⇒ http://www.huffingtonpost.jp/2013/09/07/nuclear_error_nature_n_3884364.html
View Article日本国憲法の一日一条ずつの解説、8月13日は、第13条。最も重要な条文のひとつ。
一日一条ずつの日本国憲法の解説と、自民党改憲案の問題点の分析。 8月13日は、13条。 着眼点により異なりますが、13条は、憲法の中で最も重要な条文と考えられます。2番目に大事なのは、手続き保障を定めた31条(13の数字のならびを逆にすればよい対になっています。)でしょうか。...
View Article日本国憲法の一日一条ずつの解説、8月14日は、第14条。平等権。
一日一条ずつの日本国憲法の解説です。あわせて、自民党改憲案の問題点の分析。 8月14日は、14条、平等権。 以下、比較すると大差ないようにお感じになると思います。*************************日本国憲法第十四条 すべて国民は、法の下に平等であつて、人種、信条、性別、社会的身分又は門地により、政治的、経済的又は社会的関係において、差別されない。2...
View Article「天は人の上に人を造らず、人の下に人を造らず」の憲法学的実践、形式的平等と相対的平等、実質的平等
憲法14条を考える準備として、知識の整理をします。(かつてのブログ http://blog.goo.ne.jp/kodomogenki/e/43a9d028c76ebb79604435665c5ba078 )***************************「天は人の上に人を造らず、人の下に人を造らず」...
View Article川内原発の危険性 パブコメを原子力規制庁に届けました。〆切8/15
九州電力株式会社川内原子力発電所1号炉及び2号炉の発電用原子炉設置変更許可申請書に関する審査書案(以下、単に「審査書案」という。)に対する意見を述べます。 ご検討の程、どうかよろしくお願い申し上げます。1、火山影響評価 火山噴火に対する対応が、審査書案では検討が不十分である。例えば、火山灰が、原発周辺の海域に降り積もり、そのため、原発の冷却作動ができないおそれが考えられる。...
View Article日本国憲法の一日一条ずつの解説、8月15日は、第15条。大切な大切な選挙権も保障。
8月15日は、憲法15条を考えます。 15条は、 〇公務員が全体の奉仕者であるということとともに、 〇議会制民主主義の根幹をなす選挙権に関して定める条文でとても重要です。 特に3項と4項で、近代選挙の基本原則である、1普通選挙2平等選挙3自由選挙4秘密選挙 5直接選挙 を要請しています。...
View Article日本国憲法の一日一条ずつの解説、8月16日は、第16条。請願権。
一日一条の日本国憲法の解説。あわせて、自民党改憲案の問題点の考察。 8月16日は、第16条。********日本国憲法第十六条 何人も、損害の救済、公務員の罷免、法律、命令又は規則の制定、廃止又は改正その他の事項に関し、平穏に請願する権利を有し、何人も、かかる請願をしたためにいかなる差別待遇も受けない。自民党案(請願をする権利)第十六条...
View Article日本国憲法の一日一条ずつの解説、8月17日は、第17条。請願権。
一日一条の日本国憲法の解説。あわせて、自民党改憲案の問題点の考察。 本日、8月17日は、第17条。*****************日本国憲法第十七条 何人も、公務員の不法行為により、損害を受けたときは、法律の定めるところにより、国又は公共団体に、その賠償を求めることができる。自民党改憲案(国等に対する賠償請求権)第十七条...
View Article日本国憲法の一日一条ずつの解説、8月18日は、第18条。徴兵制の禁止。
今日8月18日は、憲法18条です。 18条は、人権保障の基本とも言うべき奴隷的拘束からの自由を定めた重要規定です。 自民党改憲案は、これまた、大問題があります。 ひとことでいうと、まずは、18条前段の適用範囲を巧妙に狭めることで、徴兵制の下準備がなされています。 以下、説明します。*************日本国憲法第十八条...
View Article日本国憲法の一日一条ずつの解説、8月19日は、第19条。思想及び良心の自由。
一日一条の日本国憲法の解説と、自民党改憲案の問題点の指摘。 本日、8月19日は、第19条の問題点を考えます。 第三章の人権規定に入り、重要な条文が続いています。 19条以下条文の規定内容がより具体的になりさらに重要性が増します。 一度、第三章を整理し、現段階の位置づけを行いたいと思います。 19条は、自由権の中の精神的自由の既定の一つです。 19、20、21、23と精神的自由が続きます。...
View Article除染作業員の診断書偽造。防ぐのは、医師と労働基準監督官の正義感。
恐ろしく、悲しい時代になりました。 予想できたことではありますが。 働く除染作業員にしても、検診結果が悪く働くことが出来なければ、生活の糧を失う。 雇う側も、特に下請けの場合、働くひとがいないと仕事をとってこれない。 働く側も、雇う側も、虚偽の診断書を作成する力学が働くこととなる。 このことに歯止めをかけるのは、医師の役割、そして正義感をもった労働基準監督官。...
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